RaMS(冷媒管理システム)とは
RaMS(冷媒管理システム) :Refrigerant Management System
RaMS(冷媒管理システム)とは冷媒管理に関連する書類の作成、交付、回付、保存やその縦覧、承諾の全てを電磁的に行うことができるシステムです。したがって、管理者は保存義務のある書類でも、RaMSをご利用頂いている場合は紙での保存が不要となります。
また、情報処理センターとして国の指定法人となっていますので、充塡・回収の証明書の交付も全てRaMSで行うことができます。指定法人となっているのはRaMSだけですので、他のシステムの場合は電子で入力と同時に、冷媒を充塡・回収した充塡回収業者はその証明書を紙に記入して管理者に渡さなければなりません。
RaMS利用でのメリットは出力が全て無料となっていますので、算定漏えい量(国の様式1の1表)、機器リスト、など多様な出力がいつでも瞬時に取り出せるので、管理者の機器管理は便利になり、担当者の負荷を大幅に減らすことができます。
(RaMS利用登録について)
登録はインターネットの会員サイトと同様に無料で行えます。管理者、充塡回収業者が自分でIDとパスワードを設定し、その他必要な情報を入力することで簡単に完了します。
⇒ RaMS(冷媒管理システム)サイト ログイン・登録画面へ
令和2年4月からフロン排出抑制法の改正が施行となりフロン回収済み証明書の廃棄物・リサイクル業者への交付や保存、建物解体業者等による機器の有無の確認書面の保存等が義務付けられますが、RaMSはこれらの機能もカバーします。