フロン類の環境マネジメントの必要性
2015年11月に開催された第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)での「パリ協定」や、2016年10月に開催されたモントリオール議定書第28回締約国会合(MOP28)での「キガリ改正」など、地球温暖化防止やHFC段階的削減に関する議論が現在継続的に進められています。
このような地球環境課題への対応については、日本国内においても特定フロンから代替フロンへの切り替え・代替フロンの削減などについての目標値が設定され、その達成に向けフロン排出抑制法も令和元年6月5日に改正法が公布されフロン類管理者の管理義務が強化されました。
冷媒・機器ユーザーによるフロン類算定漏えい量の報告の義務化だけでなく、今後は冷媒・機器廃棄時の適正な作業内容の報告など、その規制の範囲が広がる可能性があります。
これからのフロン対策と冷媒・機器ユーザーの責務
+法令によるフロン類管理への規制強化
冷媒・機器ユーザーの今後の責務・・・
◎冷媒・機器ユーザーのフロン類管理への対応はより重要になります。
◎冷媒・機器管理のデータ化や管理内容の棚卸しが必要!
フロン類の環境マネジメント
〈 フロン類管理と環境マネジメントの現状 〉
冷媒・機器の管理データが活用できれば・・・
冷媒・機器の管理データ活用メリット
◎フロン類の環境マネジメント・環境データがCSR報告書に掲載可能
→企業イメージUP!
◎環境マネジメント・フロン類管理に関わる管理業務の効率UP!
→人件費・工数などコスト削減の実現!
◎自社冷媒・機器管理に関する全データのデジタル化が可能
→規制が厳しくなると予想される各法令への対応工数削減!
法令遵守・フロン類漏えい対策のためのPDCAサイクル
〈 PDCAサイクルを回すためには、機器・冷媒・整備などの管理情報の棚卸が必須 〉
PDCAサイクルを効率的に実現するRaMS
RaMS (ラムズ)とは…日本冷媒・環境保全機構(JRECO)が提供する、自社で保有・管理する冷凍空調機器・冷媒の状況をWeb上で簡単、確実、効果的に管理するためのWebサービスです。
「フロン排出抑制法」における、必要な書面(交付・回付・保存)、機器冷〈 フロン類管理と環境マネジメントの現状 〉媒・算定漏えい量管理、行程管理制度など全ての法遵守対応をWebクラウドで行うことができます。
機器廃棄時の行程管理票や破壊・再生証明書などもシステム上で電子管理することができます。
さらに点検記録簿は、行程管理票とシステム上で紐づけされているので重複箇所の入力の手間が省けます。
RaMSは、経営・管理部門が現場部門を介すことなく
REAL-TIMEで直接管理状況に直接アクセスできます。
データ管理が煩雑で負荷が大きい理由(企業全体の機器・冷媒の棚卸し作業)
RaMS+RaMS-exで登録データを最大限に活用する