改正フロン排出抑制法の施行 法律違反に対する罰則が強化されます

RaMS-exによるデータ集計分析機能
RaMS-ex

冷媒管理システム「RaMS(ラムズ)」の導入メリットRaMS(Refrigerant Management System)

RaMSとは「フロン排出抑制法」で遵守必要な項目をインターネット上で全て電子的に行うことができ、付加的なサービスを提供するものです。
フロン排出抑制法(第76条)で指定を受けた情報処理センターとして一般財団法人日本冷媒・環境保全機構はRaMSを運営提供しています。

冷媒管理システム「RaMS(ラムズ)」の導入メリット

RaMS-exによるデータ集計分析機能

RaMS-exはRaMSに登録されている機器情報を簡単な操作でエクセル出力が可能とする機能です。
各地支社や担当部門からの集計情報を本部で集約するといった手間が省け、リアルタイムでのデータ管理も可能です。
Excelデータですので機器の点検状況、故障個所の情報など、ご利用者のニーズに応じて様々な分析集計にも活用する事もできます。
※本機能はRaMS冷媒管理システムでログブックと行程管理票をご利用の方に無料でご活用いただけます。
温対法(地球温暖化対策推進法)の要求に対応したフォーマットでのフロン漏洩量の計算と出力の機能も追加しています。

RaMS-exのメリット

  • RaMS-exのデータをCSRレポート作成などに活用することでCSRレポートの信頼性向上や、フロン類の環境マネジメント姿勢をアピールすることができます。
  • 冷媒・機器情報の管理情報がリアルタイムで把握できる
  • エクセルデータで出力されるので、CSRレポートや環境報告書作成用に自由に加工可能
  • 本社・支社・事業所・担当部門での集計作業が不要になり、業務効率も改善

RaMS-ex サンプルデータダウンロード

新機能 RaMS-ex をRaMSサンプルユーザーで実際にお試しいただけます。
下記URLからサンプルユーザーID・パスワードでログインしてください。
https://www.jreco.jp/
ID:honsha パスワード:test00

ログインされた後、以下のメニュー画面イメージ内の「RaMS-ex」ボタンをクリックして
頂くと、RaMS-exのサンプルエクセルデータを実際にダウンロード頂けます。

次の画面で「データ解析資料」「機器リスト」「機器リスト廃棄」もしくは、「温対法算出 」及び「対象年度」を選択下さい。
RaMSに蓄積された当該年度の機器/冷媒データがExcel帳票として出力されます。

RaMS-ex サンプルデータダウンロード

RaMS-ex 出力データサンプル

合計11項目の管理データがシートごとに分かれたエクセルデータが生成されます。

1. 機器リスト

  • 1. 全社、支社、事業所毎での機器リストの自動生成
  • 2. エクセルでのソート・並び替えでの分析
    • 所有メーカ別解析・・・資材戦略
    • 購入年度別の解析・・・購入計画
    • 所有メーカ別の不良率・・・メーカ選定計画
    • 請負業者分析・・・請負業者選定材料
    • 漏えい量、累計漏えい量分析・・・機器整備計画
    • 事業所毎の分析・・・事業所毎の設備保全状況
  • 3. 機器の入替による、リストのアップデート不要(ログブック連動による自動生成)

2. 冷凍空調機器管理表

2. 冷凍空調機器管理表

算定漏洩量については管理者企業様のCSRレポートにおける温室効果ガス排出量*a(スコープ1)として報告記載が可能です。
*a:環境省「環境報告ガイドライン2018年版」p21
http://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/kigyo/2018Guidelines20190325.pdf

3-1.保有冷媒グラフ(重量、GWP重量) 及び
3-2.保有冷媒スプレットシート(重量、GWP重量)

3-1.保有冷媒グラフ(重量、GWP重量)および3-2.保有冷媒スプレットシート(重量、GWP重量)

4-1.充塡冷媒(漏えい)グラフ(重量、GWP重量) 及び
4-2.充塡冷媒(漏えい)スプレットシート(重量、GWP重量)

4-1.充塡冷媒(漏えい)グラフ(重量、GWP重量)および4-2.充塡冷媒(漏えい)スプレットシート(重量、GWP重量)

5.保有機器と廃棄機器と廃棄時回収冷媒量リスト

5.保有機器と廃棄機器と廃棄時回収冷媒量リスト
メリット
  • 1)全社、支社、事業所毎での廃棄機器リストとフロン回収量の自動生成
  • 2)ログブックからの行程管理票移行+行程管理票による廃棄機器(ログブック未登録)
  • 3)全社での、保有機器台数、廃棄機器台数、廃棄時回収量などの管理実態の把握
  • 4)CSRレポートへの活用による環境配慮のアピール

廃棄時フロン回収量については廃棄者(管理者)企業様のCSRレポートにおける温室効果ガス排出量*a(スコープ3 カテゴリー5*b)として報告記載が可能です。
報告の仕方としては
「行程管理制度に則り、確実に冷媒回収した機器を廃棄処分しています。
回収したフロンは適切に再生・破壊処理を実施し排出抑制に努めています。」という環境配慮のアピールをCSRレポートで行う事が可能です。
*a:環境省「環境報告ガイドライン2018年版」p21
http://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/kigyo/2018Guidelines20190325.pdf
*b:環境省 サプライチェーン排出量の分類スコープ3カテゴリー5(事業から出る廃棄物)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/supply_chain.html

6-1.ログブック経由での廃棄機器詳細(表) 及び
6-2.ログブック経由での廃棄機器詳細(スプレットシート)

6-1.ログブック経由での廃棄機器詳細(表) 6-2.ログブック経由での廃棄機器詳細(スプレットシート)

7-1.故障箇所分析(グラフ)

7-2.故障箇所分析(スプレットシート)

7-1.故障箇所分析(グラフ)および7-2.故障箇所分析(スプレットシート)

*注:1)故障箇所スプレッドシートから、より詳細な分析とユーザーが複合グラフなどの作成可能
2)より正確な分析のためには、故障箇所などを正確にログブックに記載が必要

漏えい箇所

圧縮機、電磁弁、膨張弁、ディストリビュータ部、空気熱交換器、水熱交換器、配管、圧力スイッチ、溶栓、ろう付け部、溶接部、フレア継手部、ガスケット部、フランジ、ねじ継手部、シール部、部材内外綿部

漏えい・故障原因

振動・共振、経年劣化(摩耗)、経年劣化(疲労)、経年腐食、液ハンマー、偶発的な故障、損傷(こすれ、亀裂など)、締め付け不足、シート部ゴミ噛み、水分・空気混入、熱膨張・収縮、材質・構造の不適、基礎・支持方法不適、設置環境不適、水質管理の問題、運転操作ミス、誤診・判断遅れ、操作不良(ミス)、潤滑油、冷媒の劣化

修理内容

増し締め、異物の除去(清掃)、フレア部再加工、フレアアダプタ使用、ろう付け補修、溶接補修、配管支持補修、部品交換、配管支持、ガスケット交換Oリング交換、ストレーナ交換、フィルター交換、防震ゴム交換、送風系統部品交換、ドレン系統部品交換、ヒータ類交換、低圧側配管交換、高圧側配管交換、ドライヤ交換、ポンプ類交換、膨張弁交換、電磁弁・四方弁等交換、安全弁交換、圧力・連成計交換、圧力・温度スイッチ交換、圧力・温度センサー交換、可溶栓交換、加湿器部品交換、液面計交換、シャフトシール交換、空気熱交換器交換、水熱交換器交換、制御装置・電装部品交換、開閉器類交換

*注:ログブックには漏えい原因、修理箇所などは上記の内容がプルダウンで選択できる。より詳細に記載したログブックを作ることにより分析精度は上がる

新機能 RaMS-ex をRaMSサンプルユーザーで実際にお試しいただけます。
下記URLからサンプルユーザーID・パスワードでログインしてください。
https://www.jreco.jp/
ID:honsha パスワード:test00