ISO14001を取得されている企業様へ
ISO14001(環境マネジメントシステム:EMS)は企業等の活動が環境に及ぼす影響を最小限にとどめることを目的に定められています。これは、組織の環境方針に沿った結果を出すために、自社で所有している業務用冷凍空調機器の「フロン排出抑制法」の遵守も必要な環境目的・目標となります。
ISO14001活動を行う中で、「環境側面」として「フロン排出抑制法」対応として冷媒管理システム「RaMS(ラムズ)」を利用することで、効率的に管理することができサーベイランスの審査時のエビデンスとなります。
自社で所有している業務用冷凍空調機器の「フロン排出抑制法」遵守のためのエビデンスとして、①管理リストが必要 ②点検・整備記録補(ログブック)の作成と記録・保管が必要 ③簡易点検(3ヶ月に1回以上)と定期点検(圧縮機電動機出力が7.5kW以上の機器が該当)の実施エビデンスが必要 ④冷媒フロン類算定漏えい量報告の有無の計算根拠が必要 ⑤上記④のエビデンスとして充塡証明書と回収証明書が必要 ⑥機器廃棄時の行程管理票の保存が必要 ⑦機器廃棄時・機器整備時の冷媒の破壊証明書・再生証明書の記録・保管が必要 とされます。
以下にRaMS(冷媒管理システム)で対応している機能を説明します。
1.業務用冷凍空調機器の管理リストの作成が行えます。
管理リストの例
2.点検・整備記録簿(ログブック)の作成と管理が行えます。
簡易点検の閲覧と記入の例
点検・整備記録簿(ログブック)の例
3.簡易点検と定期点検の実施の有無も表示します。
- 次回の簡易点検の15日前になると、「簡易点検」の文字が緑色になります。簡易点検時期を過ぎると文字は赤色になります。
- 定期点検も次回の点検時期の30日前になると、「定期点検」の文字が緑色になります。定期点検時期を過ぎると文字は赤色になります。
4.簡易点検と定期点検の実施の有無も表示します。
5.充塡証明と回収証明の保管(保存)が自動で行えます。
6.機器廃棄時の行程管理票の保管(保存)が行えます。
- 紙の行程管理票と同じフォーマットで電子的な運用と回収依頼書や引取証明書の電子的な保存が可能です。
E票