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フロン回収行程管理票について

フロン回収行程管理票の種類

業務用の冷凍空調機器(第一種特定製品)の廃棄等を実施する管理者(第一種特定製品廃棄等実施者)は、第一種フロン類充塡回収業者にフロン類を引渡すか、建物解体業者等にフロン類の引渡しを委託する必要があります。

また、フロン類の引渡しにあたっては、行程管理制度に従い、引渡し方法に応じて、書面の交付や保存を行う必要があります。

こうした機器を廃棄する際にフロン類の引渡し(回収)を依頼・委託するために作成、交付する書面として、特に法律で定められた様式はありませんが、業界団体等が作成、販売しているフロン回収行程管理票を利用することで行程管理制度に則った処理ができます。

1. フロン回収行程管理票の種類

現在、行程管理票は紙(複写式の用紙)のものとインターネットを利用した電子的なものの2種類が利用できます。
また、廃棄する機器のフロン類を充塡回収業者へ引渡す方法としては、下記の3通りがあります。

  1. 1.充塡回収業者へフロン類を直接引渡す場合
  2. 2.充塡回収業者へのフロン類の引渡しを引渡受託者に委託する場合
  3. 3.充塡回収業者へのフロン類の引渡しを引渡受託者(再受託者)に再委託する場合

右図は、それぞれの場合に交付すべき書面を表示しています。紙のものでも電子的なものでも交付方法(順序)は同じです。

工程管理制度(交付すべき書面)

1.1 行程管理票(推奨版)

紙(複写式)の行程管理票(推奨版)の記入例です。
充塡回収業者に直接引き渡す場合、または取次者が1社入った場合に利用します。
推奨版とは、現在一番多く利用されている伝票です。
【記入例】改正フロン類法対応 推奨版
記入のポイントは、右図のとおりです。
改正フロン類法対応工程管理票(推奨版)記入のポイント

1.2 行程管理票(汎用版)

汎用版の記入例。 汎用版は、取次者が2社いる場合に利用します。
取次者(1)が取次者(2)へ伝票を回す時に廃棄者へ承諾を求める必要があります。
【記入例】改正フロン類法対応 汎用版
記入のポイントは、右図のとおりです。
改正フロン類法対応工程管理票(汎用版)記入のポイント

1.3 建物の解体がある場合

解体する建物にフロン類を使用した業務用エアコンまたは、冷凍冷蔵機器がある場合には、建物を解体する前にフロン類の回収を終えておく必要があります。
業務用エアコン・冷凍冷蔵機器の使用者の皆さん
元請業者は機器の有無を確認し、右図「設置機器事前確認書」を交付して発注者へ説明する必要があります。
設置機器事前確認書 フロン類回収 事前調査チェックリスト

1.4 行程管理票の入手先

行程管理票(複写式)は右記の業界団体、自治体等で入手可能です。
工程管理表の入手先

RaMS(冷媒管理システム)の電子行程管理票 >